本部小学校の概要

1.地域の概要

 学校は、本部町の中央を流れる満名川沿いにあり、学区域も町役場をはじめ郵便局、病院、警察署、市場、その他公的機関が集まる本部町中心部とその周辺でもある。
本部町27字のうち15字と半数を占め広範囲にわたっている。地域形態も多様で、渡久地・東・谷茶・大浜の商工住宅街と、農漁業形態の健堅・大浜、純農業形態の辺名地・大嘉陽・伊野波・並里・山里・野原・浜元・古島・大堂と多様である。
 地域社会は、町の中心地として、やや都市形態をなしている。海洋博記念公園への通過地としてにぎわいをみせている。職業形態も、商業・建設業・農漁業・運輸業・公務員と多様である。

 

2.本校の概要

(1)学校

  本校は、本部間切唯一の小学校として、1882年(明治15年)3月10日、渡久地区にある俗称本校ガーの一帯に創設された。その後、明治21年以降、謝花、瀬底、伊豆味、埼本部の各校が分離独立した。そして、第二次世界大戦により、校舎をはじめ一切の書類等が失われた。
    本校はやむなく通称ワリガー一帯に移転し、学校教育が行われた。しかし、中学校と敷地がほとんど一緒だったため、昭和53年4月に通称ハマガー原に移転し現在に至っている。その後、伊野波小学校や浜元小学校、健堅分校が本校に統合した。
 2014年4月(平成26年)には校舎全面改築の落成式が開催され、敷地は同じであるが、校舎や運動場がこれまでと異なる位置へ移動した。

(2)児童

 児童在籍は、崎本部小学校の閉校(令和2年4月)に伴い増え、本部町内一の大規模校となる。児童は、全般的に明るく素直で、個性的な子どもが多く見られる。しかし、子ども一人一人が、自ら考えて判断し、行動する自立性、目標や理想を待って、その実現の為にたゆまない努力をするという点において課題が見られる。今後、学習(基礎学力)や生活態度の面で、目標を持って、自ら求めて学ぶ自主的な態度と誠実な生活態度を育て、人間性豊かな児童の育成に努力する必要がある。

(3)在籍数 学級数                           (R.06_8. 27 現在)

  1年 2年 3年 4年 5年 6年 特別支援 合計
本校児童数 74名 85名 67名 81名 83名 82名 34名 506名
学級数 24学級

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               

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