町教育目標
『武本部』の精神で、未来を担い、明日を切り拓く人作り
本町の教育目標は、人間尊重の精神を基調とし、本町の自然・歴史・風土を踏まえ、古くからの町民気質である『武本部』と称される「質実剛健」で「進取の気性」に富んだ「文武両道」の児童生徒の育成と、豊かで住みやすい文化的な町づくりに貢献する人材育成を目指して、次の3つの基本目標を定めます。
【基本目標1】 幼児児童生徒像 | たくましい体と豊かな心、すぐれた知性を兼ね備えた『文武両道』の幼児児童生徒を育成する。 | 〈目標を達成するために〉学校教育、社会教育、家庭教育など本町の各分野の教育機能と役割分担を明確にし、連携を密にして目標達成を図る。 |
【基本目標2】 町 民 像 | 豊かな個性と創造性、国際性を備え、生涯にわたって自ら求めて学ぶ『進取の気性』に富んだ本部町民を育成する。 | 〈目標を達成するために〉学校教育、社会教育、家庭教育など本町の各分野の教育機能と役割分担を明確にし、連携を密にして目標達成を図る。 |
【基本目標3】 社 会 像 | 太陽と海と緑、薫り高い歴史・文化の息づく活力ある町づくりに実直・健全さをもって貢献する『質実剛健』な人材を育成する。 | 〈目標を達成するために〉本部町民一人ひとりが学ぶ喜びとふれあいの絆を感受し、互いに切磋琢磨しながら活躍できる環境をつくる。 |
『武本部(ブームトゥブ)』とは
武本部とは本部の人の「進取の気性」に富み、「質実剛健」で、学芸と武芸 の両方に秀でている 「文武両道」の町民性を表す言葉です。
琉球王朝の第二尚氏時代以降に、首里王府の「屋(家)取り政策」によって本部に士族が配置され、いわゆる旧士族等の子孫が多く、伝統的に彼らが切磋琢磨し本部町を繁栄させてきたことに起因すると言われています。また、本部の変化に富んだ地形や風土など自然環境や生活環境が厳しかったことから「パイオニア精神」、先駆者としての気質が培われた要因でもあります。